JOSY7.0の開発に取り組み始めて早1年以上・・・。そしてホームページも更新していない事実に気づく。
改めて「今」の状況をお伝えしようと思います。前回記事に書いた「spacejim」の評価試験をしていただいているところで、次は【JOSY PLAY LAND】を評価いただく予定です。
さて、これはどんなものかといいますと、室内に、”ボルダリングとブランコとジャングルジムを作れるキッド”
断面サイズが、従来のJOSYより大きくなった【JOSY7.0】そして、ブランコやスイング遊具などの激しい揺れにも問題なく対応できるように、接合方法も改良し、接合部の強度もぐーんと増しました。
既に、このJOSY PLAN LANDは、様々な展示会でお披露目されており、大人が乗っても十分に楽しめるブランコに、障害のある子供のみならず、大人までもが癒される。そんな感想が寄せられているのです。
この商品の何がすごいのか・・それは、是非、体感していただきたい!!のですが・・少し解説しますと、木材同士の接合は一般的に「ピン接合」となり、梁(水平方向の材)と柱(垂直方向の材)を接合するだけでは、押せば「ぐらぐら」します。
日曜大工などをされる方はお分かりになりますよね。ぐらぐらさせないように、接合することが難しいということを。そして、ぐらぐらさせない方法として、ブレース(斜め材)をいれたり、全体を面材で止めたりします。
しかし、この【JOSY PLAY LAND】には、斜め材や面材がありません。ボルダリングボードを止めつけてはいますが、部分的なものです。それは骨組(柱と梁のみ)の状態で、ラーメン(剛)接合を実現しているからなのです。
この接合方法を用いれば、既存の壁、床、天井に手を入れる(加工する)ことなく、室内空間に様々なものをつくることができるのです。
今後は遊具を利用する幼稚園や病院、施設だけでなく、防音ルームや耐震シェルター、レンタルスペースなどでも需要があるのではないでしょうか。この構造体を使って、新しい空間デザインを演出。そんな日が来ると思います。
接合状況は、美しくスマートに・・私たちの目指すところです。